雰囲気熱処理
特殊なガス雰囲気を利用して金属を覆い、その品質と特性を向上させるために金属を保護しながら熱処理を行う方法です。当社が雰囲気制御炉を用いて提供する熱処理プロセスは以下の通りです。
浸炭焼入れ焼戻し (Carburizing Process: HCQT)
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適応材: 低炭素・低合金鋼に適しています(例:SCM415、SCM420、SCR420など)。
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概要: ワークピースの表面に炭素元素を浸入させるプロセスです。その後の焼入れプロセスにより、部品の表面硬度を大幅に増加させます。
浸炭窒化焼入れ焼戻し (Carbonitriding Process: HCNQT)
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適応材: 一般鋼材に適しています(例:SS400、SPHC、JSC270など)。
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概要: 炭素を浸入させるとともに、窒素元素を表面に添加するプロセスです。これにより、これらの一般鋼材の焼入れ性を向上させます。
焼入れ焼戻し (Quenching & Tempering: HQT)
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適応材: 中炭素鋼(炭素含有量0.3%以上)に適しています。
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概要: これはワークピースの全体を硬化させるプロセスです。処理後の部品は、表面から中心(芯部)まで高い硬度を持つようになります。
| バッチ炉 | 11 台 |
| 連続炉 | 3 ライン |
| 焼入れ油 | 1. Hot Oil |
| 2. Semi-Hot Oil | |
| 3. Cold Oil | |
| 主な材料 | S35C, S45C, S50C SCM415, SCM420, SCR420 SK85, SK5 SPHC, SPCC, JSC270 |
